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エストニアボランティアを経験してわかったコミュニケーションの重要性

masahide

エストニアにKoronCoron OÜ設立|親子向けノーコード教育事業展開、Webアプリケーション受託、デザイン修正などを展開 朝活コミュニティの運営もしているので、興味のある方はTwitterのDMにて承ります。

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フィンランドへの移住を目指し、場所に縛られない働き方を模索中のまさひで(@john01tgmck)です。
去年の11月頃からe-residency (eレジデンシ―)の申請をしたり、会社作ったり、オンライン口座開設したりと色々やっておりました。
しかし、エストニアには一度も行ったことがないんです。

そこで5月頭から2週間のボランティアに申し込み、現地の方とコミュニケーションしたり、観光したり、生活環境を調査したりしてきました。

この記事では、応募したボランティア団体の説明と現地での仕事内容、そしてどれくらいの英語力が必要なのかをまとめています。
筆者は日常英会話もままならないレベルですが、なんとか2週間作業をして、ボランティアメンバーともコミュニケーションをとり帰国できました。

観光については、こちらにまとめています。

参考エストニアボランティアの合間に行った観光地紹介(タリン旧市街、oteppa、Riga)

フィンランドへの移住を目指し、場所に縛られない働き方を模索中のまさひで(@john01tgmck)です。 去年の11月頃からe-residency (eレジデンシ―)の申請をしたり、会社作ったり、オン ...

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ボランティア団体の説明

海外ボランティアと検索すると様々な団体がヒットしますが、エストニアで検索したときにNICEというボランティア団体がヒット

現地集合、現地解散同行者はいないという中々ハードな感じですが、エストニアに移住したいと考えている以上

そこそこハードなことしようと思い、NICEに決めました。

NICEとは

国際ボランティアNGO NICE(ナイス)は1990年の設立。国内・海外約90か国でワークキャンプ等の各種事業を行います。(HP参照)

https://www.nice1.gr.jp/

NICEの歴史はかなり古く、もう30年以上も活動されており、募集している地域も多岐にわたります。

2023年5月時点の紹介国状況

応募方法

NICEホームページから行きたい地域を検索し、日付を選んで応募しましょう。
応募の際に英語で意気込みを書くところがありますが、英語が苦手な場合でもDeepLやGoogle翻訳を使うことで対応できます。

しかし、いきなり申し込みは不安だと思うので、資料請求や説明会(オンライン)に申し込み
どのような活動なのか聞いてみることをオススメします。

masahide(筆者)
自分も最初はオンライン説明会に参加しました

事前研修

応募が終わったら審査があり、見事通過できると案内書などがメールと郵送で送られます。
ボランティアに行く前に事前研修があり、オフラインでは神奈川もしくは大阪で開催されています。

遠い場合はオンライン開催もあるので、オンライン参加もOKです。
ただ、オフラインの方が共同ワークやみんなで自炊など集合研修の楽しさを存分に味わうことができます。

事後研修の方も参加されるので、渡航前の不安や悩みを解消することができます。

全体スケジュール

 

メモ

4/28 成田発
4/29 ヘルシンキ着
4/29 タリン着
4/30 観光
5/1 ~ 5/14 ボランティア活動

ざっくりとこのようなスケジュールでしたが実際土日は休みだったり、水曜日にotepaaという町で観光したりとワーク7、観光3くらいの感じでした。

masahide(筆者)
作業自体はハードだけど息抜きも多くて楽しい!

ボランティアメンバー紹介

自分を含めて4人でボランティアをしていました。とてもユニークなメンバーだったので、軽く紹介。

Vincent

Vincent

出身国:フランス
性格:マイペース、よく食べる、控えめ
特徴:散歩やビール飲みに行こうと誘ってくる
Vincent自身は控えめな性格だが、パリの人は攻撃的な人が多く苦手らしい

masahide(筆者)
引っ越したいとよく言ってた

Jenni

Jenni

出身国:フィンランド
性格:世話好き、動物と子供が好き
特徴:歩くことが好きで1日中歩けるらしい、豊富な豆知識、聞き取りやすい英語

masahide(筆者)
Riga観光の際にガチで1日中博物館や図書館探索をして本当に1日中歩いていた

Hyeran

Hyeran

出身国:韓国
性格:ハキハキしている、いつも楽しそう
特徴:効率的に作業する、よく寝る、チーズが大好き

masahide(筆者)
どの観光地に行ってもとりあえずチーズ買ってた

作業内容

基本的に自給自足している農家さんのお手伝いになります。
季節によって作業は変わるそうなので、毎回同じ内容ではないと話していました。

木材加工作業

家の屋根に使う木材を切り出して、色を塗っています。
根気のいる作業なので、交代しながら作業しました。
Vincentは塗料を厚く塗っていたので、何度かこういうふうにやればいいよと話したんですが、
I'm not a good painter.(私は塗るのが上手じゃない)と言っていました。

masahide(筆者)
Vincent凹みやすい_φ(・_・

農作業

アヒルの小屋に藁を敷き詰めている様子
藁を取るのが中々大変で、ものすごく細かい粉が舞うので、マスクとゴーグルは必須です。

アヒルは4匹いて、白いメスが3匹の黒いオスが1匹です。
人慣れしているので、ある程度の距離までなら近寄ることができます。

枝をたくさん取るためにトラクターまで使って取りに行く様子
棘の多い枝を剪定鋏で切り取り、台車に乗せていました。

休憩時間

休憩時間や就寝前の時間は、カードゲームやボードゲームをして遊びました。
中でもUNOが一番盛り上がりました。ルールが簡単なゲームはこういう時にいいですね。

食事

基本的に全員で食事を作り、片付けをします。
写真はマッシュルームにチーズやベーコンを乗せている様子です。
作る量が半端なく多いので、お腹が空くということはありませんでした。

masahide(筆者)
おかげで3kg増加

環境紹介

エストニアの首都タリンから高速バスで3時間ほど南下したところにあるSaverna付近の農場になります。

見渡す限り森ばかりなので、空気がめちゃくちゃ美味しいです。

Kingu Organic Farm

この農場は、持続可能なライフスタイルを推進しており、その価値観を理解し、共有し、さらに学び、懸命に働く人々を支援したいと願うボランティアに向けてキャンプを開催しているようです。
ベリー、フルーツ、野菜のマイクロファーム。
主に収穫されるベリー類は、ラズベリー、様々なカシス、グーズベリーなど。
また、ニンニクやルバーブも栽培している。すべて藁や干し草を使った環境保全型の方法で栽培。
農場内にはアヒルやミツバチもいます。

トイレ

ボットン便所です。

masahide(筆者)
匂いがきついので口で息をしましょう。

お風呂

サウナで温めたお湯を桶で汲みながら洗うスタイルです。
シャワーや浴槽はないので、しっかりサウナで温まってから体を洗う必要があります。

サウナ用の薪を焚べながら入ります。
右下のストーブみたいなところに薪木を入れることで浴槽全体と煙突周りの部屋が温まります。

このおかげで寝る部屋はいつも暖かかったです。

サウナ!ロウリュウもできるので、めちゃくちゃ汗かけます。

作業をする上で必要なもの

軍手や長靴、作業着などは貸してくれるので何も持っていなくても大丈夫ですが、藁が埃っぽかったり、植物のかぶれの危険もあるので、以下のものを持っていくと安心かなと思います。

参考

  • 使い捨てのマスク
  • ムヒアルファ(虫刺され、草かぶれなど幅広く対応)
  • 正露丸(食べ物が合わなかった場合)
  • 酔い止め(バスでの移動が3時間程)
  • 流せるお尻ふき(アルコール除菌としても有効)

まとめ

ボランティアに行く前は、身振り手振りでなんとかコミュニケーション取れるだろうと思っていましたが、実際に体験してみると、自分の英語が全然伝わらないことに気づきました。
しかし同時に、相手の目を見て、伝えたい思いを持ちをあきらめなければ思いが伝わることも体験しました。
例えを話すことも重要です。

「What kind of movie do you like」あなたはどんな映画が好き?で伝わらなえければ、「I like action movie」と、
こういう答えを求めているんだよと伝えることで、言いたいことが伝わりました。

逆に何言ってるかわからない場合に「for example?」と聞くと相手がどんな答えを欲しているのかわかるので、文章を推測することができます。

流暢に英語が話せる場合は別の言い方をしたりすればいいと思いますが、自分の英語力は日常英会話もままならない程度なので、工夫が必要でした。

コミュニケーション重要ポイント

  • 相手の目をみる
  • 答えてほしい例えを話す
  • 笑顔(微笑み)

参加したボランティアメンバー全員が英語は母国語ではないのに、流暢に話しているのを見て、自分の勉強不足を再認識しました。
一応思いは伝わりますが、会話が続かないので、仲良くなりたい場合は英語力必須です。

これからエストニアで生活していこうと思っているので、毎日の英語学習は継続していきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が海外ボランティアに興味のある方の参考になれば幸いです。

 

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