4月20日〜6月末(76期)までテックキャンプ エンジニア転職コースを受講し、現在IT企業へ転職活動中のまさひで(@john01tgmck)です。
2019年9月に大阪に1週間滞在し、テックキャンプ イナズマ コースを体験してきました。
この記事で得られるもの
- テックキャンプ イナズマ コースで得られる技術
- 仕事が忙しくても学習可能なのか
- オンライン学習の評価
目次
現在はオンライン学習のみ
コロナの影響で現在のイナズマ コースはどうなっているのかと調べたところ、完全にオンライン学習に切り替わっていました。
Q&A
オンライン受講と教室受講を選ぶことはできますか?
いいえ。オンラインのみでのサービス提供となります。
学習できる拠点が『大阪』と『東京』しかなかったので、正直これは嬉しい変更だと思いました。
当時は1週間の有給を使い、大阪のビジネスホテルに泊まりながら、テックキャンプ に通いました。
移動費用や滞在費が浮く
受講以外にお金がかかる
- 公共交通機関の移動料金(新幹線や電車)
- ビジネスホテル滞在費(7日間)
- その間の食事代
学習拠点の近くに住んでいる方は問題ないと思いますが、僕は名古屋からだったので、通うのは不可能と判断し、ビジネスホテルに泊まりながら学習しました。
ただ、当時15万ほどの受講料が現在は20万に値上がりしていました。
受講費用が高い
平日2時間+土日10時間の計30時間の学習に20万は高いと思います。
僕が受講した当時は毎日10時間×7日間の計70時間の学習でした。
そして70時間学習したとしても、Railsの基礎がなんとなく理解できたレベル感です。
HTML/CSSの当て方がよくわからず投稿フォームとボタンのみのシンプルなメモアプリ
カリキュラムを見ながらならなんとなく、Twitterっぽいアプリが作れますが、オリジナルアプリ作成はほぼ不可能ではないでしょうか。
理解するのが精一杯で、Rubyのアルゴリズムもよくわからないまま終わりました。
30時間ではどれだけの技術がつくのか
これは完全に人によって変わってくると思いますが、僕の30時間で得た技術はCRUD機能のついたアプリが作成できるかどうかというレベル感でした。
CRUD(クラッド)とは、ほとんど全てのコンピュータソフトウェアが持つ永続性の4つの基本機能のイニシャルを並べた用語。 その4つとは、Create(生成)、Read(読み取り)、Update(更新)、Delete(削除)である。 ユーザインタフェースが備えるべき機能(情報の参照/検索/更新)を指す用語としても使われる。
つまりトップページがあり、投稿や編集ができ、削除ができる機能を備えているアプリケーションです。
このアプリの作成方法はこちらにまとめています。
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参考Railsで簡単!--メモアプリの作り方--
Railでメモアプリを作成する方法になります。
続きを見る
実際にweb サービスを作りたい人向けというよりは、とりあえず現場で何やっているのか知りたいという経営者向けの内容だと思いました。
安心の復習期間
23日間の復習期間があり、オンラインチャット&教室利用が可能なようです。
これはかなり嬉しいと思いますが、カリキュラムがどこまで公開されているのかわからないのでなんとも言えません。
つまり、簡単なアプリ作成しか閲覧できないようでは、いくら復習期間があっても成長できないからです。
その辺りは無料相談で聞いてみるといいかもしれません。
未経験からいきなりスクールはもったいない
完全に未経験から高い受講費用を払ってエンジニアスクールに通うのは非常にもったいないと感じます。
学習タイムライン
- Code.orgで遊ぶ
- Progateで遊ぶ
- テックキャンプイナズマ コース受講
- Progate&ドットインストール 課金しつつ学ぶ
- テックキャンプエンジニア転職コース受講
- Udemyで教材購入
- 足りない情報を書籍で補う
こんな感じで学んできましたが、まずは無料のサイトで遊んでみるのがいいです。
折角スクールに通うのですから、ある程度のPC操作スキルとプログラミングの基礎知識をもち、やりたいことを明確にした上で通った方がいいと思います。
未経験から学ぶならこのスケジュール
- ProgateでHTML/CSS/JavaScriptを学ぶ(月1000円)
- ドットインストールで環境構築を学び、簡単なサイトを作ってみる(月1000円)
- Udemyで教材を買ってみる(安売り時:2000円弱)
- paizaでスキルチェックをやってみる
- わからないことはQiitaやteratailで質問する
これなら月々2000円弱でプログラミングを学ぶことができます。
まずはこのあたりをやってみて「もっと知識がほしい」「web アプリの開発がしたい」と思えるのであればスクールに通うのもありだと思います。
スクールで学べるのは技術ではない

スクールで学べる技術というのは、ネットで検索すればいくらでも出てくる情報です。
ではなぜこんなにも受講料が高いのでしょうか。
僕は『やり切れる環境』と『学習習慣が定着するカリキュラム』だと思います。
受講料が高すぎる!
といった不満は受講生の求める価値とスクール側の提供する情報のミスマッチによって起こると思います。
まずは無料カウンセリング
実際に自分で手を動かして、プログラミングを経験して、自分の求める内容とスクールが提供してるサービスがマッチしているのか無料カウンセリングで聞くことが大事です。
何もわからない段階からカウンセリングを受けてしまうと「未経験でも大丈夫です」「必ずやり切れます」という情報しかもらえません。
これではカリキュラムを終わらす事がゴールになってしまいます(自分がそうでした)
もう一歩先をイメージしつつ、どうなりたいのかまで具体的にしてから挑むと質問内容も変わり、受講してからのミスマッチも起こりにくいと感じました。
まとめ
まとめ
- イナズマ コースではweb の基礎知識が習得できる
- 現在の30時間の学習で20万は高いと感じる
- まずは自分で学習してみる事が大事
- 低料金の教材オススメ(Progate/ ドットインストール/ Udemy)
- エラーで困ったら(Qiita/ Teratail/ techCommit)
- ミスマッチを防ぐためにもカウンセリングは重要
以上がテックキャンプ イナズマ コースの僕なりの見解です。
これから受講検討している方の参考になれば幸いです。