この記事では、禁煙したいけれど、どうしても続かない人のために記事を書いています。
僕自身、何度も禁煙チャレンジをしては失敗していました。

こんなことを妻に話していました。妻も『我慢してイライラするよりはいいよ』と言ってくれていました。
それほどまでにタバコを我慢している時の僕の態度が酷かったんだと思います・・・。
タバコをやめようと思った経緯についてはこちらにまとめています。
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参考人生が圧倒的に快適になる禁煙のススメ
禁煙はとても辛く、過酷なことですが目標をしっかり持てば達成可能です。その方法と考え方を喫煙歴10年、禁煙歴2年の筆者がお伝えします。
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目次
禁煙するためのロードマップ
まずはタバコを嫌いになることから始めました。
結論から言うと、iQOSやグローなどの『加熱式タバコ』に乗り換えます。
理由はタバコの匂いが嫌になるからです。
【加熱式タバコの特徴】
加熱式たばこは、たばこ葉を加熱する温度も製品により異なります。たばこ葉を低温で加熱するタイプと高温で加熱するタイプがあります。低温で加熱するタイプの例としては、たばこ葉を直接加熱せずに液体(リキッド)を加熱・霧化してたばこ葉を通過させる製品があります。高温で加熱するタイプの例としては、ヒーターでたばこ葉を直接加熱する製品があります。いずれも、加熱用のバッテリーと専用のたばこが必要で、たばこ葉を直接加熱しないタイプには、蒸気を発生させる液体(リキッド)が加わります。
JTウェブサイトから抜粋
つまり、タバコ葉を直接燃やさないので、「嫌な匂いがしない」「灰が出ない」といった特徴があります。
加熱式タバコに変更してみた結果
最初のうちは、会社で「紙たばこ」自宅では「加熱式タバコ」と分けていました。
やっぱり紙タバコの方が『美味しい!』と感じていたからです。

加熱式タバコを1ヶ月ほど使っていると、だんだんと紙タバコの匂いが気になるようになってきます。
加熱式タバコに完全移行
併用し始めて、3ヶ月程経過した時にふと『紙タバコやめてみよう』と思いました。
当時は全く禁煙するつもりはありませんでしたが、『喫煙所の匂いが気になる』と言う理由でタバコの本数も自然と減り、紙タバコを止めることができました。
加熱式タバコ比較
- iQOS:タバコを吸っている感じが一番強く感じられる。メンテナンスがやや面倒
- グロー:知り合いから吸わせてもらったが、iQOSとプルーム・テックの間くらいの印象
- プルーム・テック:ほとんど匂いがない。これで満足できるならもう禁煙できます!
個人の感想になります
タイミングを逃さないようにする
加熱式タバコに切り替えて、少し経つと

このタイミングでモチベの高いうちに『禁煙外来』へ電話します!
ここがすごく大事なタイミングだと思います。
なぜなら紙タバコから加熱式タバコに移行できた時も、決心したわけでも誰かに言われたわけでもなく、自然に『やろう!』と思えたからです。そのタイミングは人それぞれですが、『やろう!』と思った時に行動に移さないと、決心が鈍ります。
禁煙成功後の小話
後輩の子が「子供が生まれるので、禁煙しようと思ってます。禁煙外来興味あるんで教えてください」と言ってきたので、この話をしました。
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参考禁煙外来に通うと格段に”ラク”に禁煙できる!
自分で頑張ることをやめて、本職に相談すると驚くほど簡単に禁煙ができました。
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しかし、禁煙外来予約日に予定が合わなくなってしまい、キャンセルしたそうです。

いや〜また時間できたら行ってみます
このことからわかるように、なんとなくやろう!と思ったことはすぐに実行しないと、『まぁいいか』状態に入ってしまい、実行できなくなってしまいます。
禁煙外来を受診する
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参考禁煙外来に通うと格段に”ラク”に禁煙できる!
自分で頑張ることをやめて、本職に相談すると驚くほど簡単に禁煙ができました。
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こちらの記事には書いていませんでしたが、禁煙外来を受診したら『すぐに禁煙!』と言うわけではありません。




イメージと違いましたが、ちゃんと理由がありました。
理由1
『薬(チャンピックス)に体を馴染ませる』
とても強い薬なので、規定量の半分づつ摂取して様子をみます。
特に問題なく服用できるのであれば、医師と相談しつつ、禁煙生活が始まるわけです。
理由2
『禁煙を始めるんだ!という意思を固める』
タバコとお別れを言う期間でもあります。
1週間で気持ちの整理をつけ、禁煙チャレンジに挑みます。
あえて紙タバコを吸う
お医者さんから言われた『お別れ期間』に今までの加熱式タバコではなく、『紙タバコ』を購入しました。
理由はどうしても我慢できなくなったとしても、『臭い紙タバコしかない』と言う状態を作りたかったからです。
この時点で、加熱式タバコを吸い始めて半年が経過していました。『紙タバコ=臭い』が確立されていればこの方法使えます!

禁煙開始
禁煙外来から1週間後
いろいろと心の準備も整い、禁煙開始となります。
これからの1週間がいっちばんキッツイ期間です。ここ超えたら、なだらかに楽になっていくので、1週間突破できれば希望が見えます。
逆にここまでの方法を使っても1週間継続できない場合は、禁煙外来で服用薬を増やしてもらうか、パッチなども併用してみるといいと思います。
禁煙開始〜2週間
大分楽になったとはいえ、まだまだ油断は禁物な時期
この辺りで、周囲の喫煙者から「お誘い」を受けることが増えると思いますが、しっかりと断りましょう!
このタイミングで1本でも吸ってしまうと、キツかった1週間を無駄にしてしまいます。
1日1日の積み重ねで、『絶対に禁煙できる』と自分に自己暗示をかけつつがんばりました。
タモリ式禁煙方法『吸いたくなったら15秒数える』
タバコを吸いたい欲求は15秒以上続かないらしいので、「吸いたい!」と思ったら15秒数えて、水飲んでました。
禁煙開始〜1ヶ月
1ヶ月が経過するとだいぶ余裕が出てきます!
体も楽になっきて、諦めていた歯の黄ばみをとるために歯医者に行きました。
一つの悪習慣をやめることで良い習慣がどんどん増える
【自分を変える習慣力】
タバコ吸っていると「肺活量が少ないからスタミナがない」「車内の匂いはしょうがない」「服の匂いはしょうがない」「歯の黄ばみ」などの悩みがあり、どうせ改善してもしょうがないと思っていましたが、禁煙を機にいろいろと改善を始めました。
禁煙開始〜2ヶ月
周囲の方々からの「お誘い」もなくなり、『禁煙チャレンジ中』→『非喫煙者』に周囲の目が変わっていると思います。
自分の考えも大分変わり、飲み会に行っても吸いたい!と言う気持ちがなくなっていました。
禁煙開始〜3ヶ月(卒煙)
3ヶ月が経過すると、禁煙外来から卒煙証書がいただけます。

ここで安心して吸ってしまうとまた戻ってしまうので、1年間は油断せずに生活してくださいと言われました。
まとめ
以上が僕の通ってきた禁煙ロードマップになります。

禁煙成功してみると早くやればよかったと思います。
年齢や環境に逃げ道を作らずに『禁煙してみようかな』と思ったらその時に禁煙外来に電話してみるといいと思います。
この記事が禁煙したい方の参考になれば幸いです。