4月20日〜6月末(76期)までテックキャンプ エンジニア転職コースを受講し、現在IT企業へ転職活動中のまさひで(@john01tgmck)です。
今回は「テックキャンプ エンジニア転職コースの基礎カリキュラムってどんな事しているの?」「事前学習したいけれど、何をしたらいいかわからない」「無料カウンセリングでやり切れるって言われたけど、本当?」そんな悩みを解決する記事になります。
この記事で得られるもの
- テックキャンプ エンジニア転職コースの基礎カリキュラム内容
- 事前学習の目安
- テックキャンプ イナズマ コースとの違い
基礎カリキュラム内容
カリキュラム内容をそのまま載せるのはNGなので、自分が学んだ事をフワッと解説していきます。
HTML / CSSでマークアップ
HTMLはサイトの骨組みになる部分で、CSSは骨組みを装飾するために使うというところから教えてくれます。
開発環境
- エディタ:VScode
- Google Chrome
学べる事
- HTMLの基礎
- CSSの基礎
- サイトの作成(写経)
- 確認テスト
ProgateのHTML/ CSSの道場で作成するサイトを自分で作れるレベルになれます。
ドットインストール で『実践!アプリ紹介ページを作ろう(16回)』をやっているとかなり吸収できるかと思います。
実際にどういったものが作れるようになるかというと、下図のような構図をコーディングできるようになります。
参考
【使用したCSSコード】
背景色の指定:background-color:
文字色の指定:color:
高さ指定 :height:
幅指定 :width:
左右中央揃え:text-align: center ;
上下中央揃え:line-height: 要素の高さを指定;
要素を横並び:display: flex;
この他にも様々なプロパティがありますが、一番理解に苦しんだのは、『float』です。
noteにfloatの使い方をまとめているので、気になる方はどうぞ。
また言語使用サイトMDNもオススメです。わからないプロパティが出てきたら、ここで検索すると詳細な使い方を教えてくれます。
Rubyでプログラム作成
HTML/CSSは見た目の部分でしたが、Rubyでは実際に動くものを作っていきました。
学べる事
- Ruby基礎文法
- レビュー管理アプリの作成
- 条件分岐の方法
- 繰り返し処理
- 確認テスト
ここから「オブジェクト指向」という概念を学んでいくことになります。
- Aさんは身長が1.7m、体重が60kg、BMIは(60 ÷ 1.7 × 1.7=)20.76
- Bさんは身長が1.65m、体重が65kg、BMIは(65 ÷ 1.65 × 1.65=)23.87
- Cさんは身長が1.48m、体重が48kg、BMIは(48 ÷ 1.48 × 1.48=)21.91
上記のようなコードを100人分書けと言われたら苦痛でしかないですよね。
なので、始めに処理内容を一つ書いておき、入力内容をそこに当てはめていくのがオブジェクト指向になります。

例えばBMIの計算はこのようなプログラムを書きます。
def calculation(name, weight, height)
bmi = weight / (height * height)
bmi = bmi.round(2)
puts "#{name}さんのBMIは#{bmi}です"
end
puts "あなたの名前を入力してください:"
name = gets.chomp
puts "身長を入力してください: 単位(m)"
height = gets.to_f
puts "体重を入力してください: 単位(kg)"
weight = gets.to_i
calculation(name, weight, height)
calculationというBMI計算メソッドを作成し、入力された値を引数として渡しています。
Rubyでは引数に悩まされました。「仮引数と実引数ってどう違うの??」こちらもnoteにまとめています。
メモ
- 仮引数:メソッド内で使用できる引数
- 実引数:実際の値を格納している引数
一言でいうと、実引数を仮引数に渡して、メソッド内で使用できるようにする。



僕の学習方法
データがどのように渡っているのかを見やすくするためにコードをプリントアウトしてマーカーペンで色をつけて学習していました。
これ結構オススメなので「引数わかんねっ!」って方は取り入れてみてください。
ここまでキックオフから3日間(30時間)の学習内容になります。
フレームワークを使ってweb アプリを作成
フロント実装とバックエンドの基礎を習ったので、フレームワークを使って、アプリを作成していきます。
学べる事
- フレームワークの使い方
- Rails7つのアクション
- MVCの理解
- メモアプリの作成
- ログイン機能つきブログアプリの作成
- Twitter風アプリの作成
ここから一気にエラーの嵐が始まり、デバック(エラー解決)に慣れていきます。
メモアプリは僕も作成方法をまとめています。
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参考Railsで簡単!--メモアプリの作り方--
Railでメモアプリを作成する方法になります。
続きを見る
ちなみにエラーの原因はほとんどがスペルミスやカリキュラム飛ばしです。
カリキュラムで学んでいる時に大事なのは「ここまでは正常に動いている」「ここからエラーが出た」という現状把握しながら進むことだと思います。そうすることで、デバックもスムーズになり、カリキュラムを進めるスピードも上がります。
ここのレベルを事前学習するとなると、「Railsチュートリアル」がいいのかなっと思います。
Progateではローカル開発環境のエラー解決が学べないので、ドットインストールで学びつつRailsチュートリアルを回すといいです。
この辺りは有料サービスになるので、1000円/月程度の課金が必要になります。
ちなみに僕は、Railsチュートリアルは回していません。テックキャンプ の応用カリキュラムを終えた後に復習としてオススメされた時にしりました。
基礎カリキュラムの学習時間
今まで触れてきた(HTML/ CSS / Ruby / Ruby on Rails)基礎を学ぶ期間は1週間です(70時間)
この後に全ての知識を確認するテストがあります。

テスト内容
- HTML/CSS マークアップ
- Ruby アルゴリズム問題
- Rails エラー解決
この中間テストで70点以上とることができれば応用カリキュラムに進むことができます。
最初0点だったとしても、模試や確認テストがいくつか用意されているので、しっかり復習すると必ず合格できますよ。
以上が基礎カリキュラムの内容でした。
テックキャンプ エンジニア転職コースを受講検討している方の参考になれば幸いです。